どうもにるえもです!
S18で使用した構築の紹介記事です。
初めて2ロムをちゃんと回した結果、どちらも2桁順位を取ることができました。リアルの都合で最終日に終了ギリギリまで潜ることができなかったのが心残りではありますが…。
これまで同様、未来予知サイクルを組み込んだ楽しい構築になっておりますので、少しでも興味を持っていただけると嬉しいです!
TN
にるえも 52位/レート2052
&a 35位/レート2060
【コンセプト】
・未来予知+高火力技で相手を崩す。
・数的有利を維持して相手を詰ませる。
・カイリューで全抜きする。
【未来予知サイクルとは?】
未来予知と高火力技との多段技で相手を崩すサイクルです。
分かりやすい例を挙げると、
ドヒドイデ対面で未来予知を設置→ラッキー交代に合わせてウーラオスを投げる→鉢巻インファイトでラッキーを倒されるか、未来予知でドヒドイデを倒されるかの選択を迫る
といった感じです。いわゆる板挟み状態ですね。
元々、受けを崩す際に何かしらの読みが絡むのが苦手でS2において採用したギミックです。受けサイクルに対し読みを通す必要がなくなり、安定感が増します。ネタ採用ではなくガチなので、崩しの手段としてメジャーになってもおかしくないのになあと思ったりもします。未来予知+鉢巻ウーラオスを受けサイクル側がどうやって対処するべきなのかは私にも分かりません…。それほど安定する崩しだと言えると思います。
関連記事[未来予知サイクルの動かし方]
http://nilemo.hatenablog.com/entry/2020/02/02/145725
【型紹介】
ドータクン@残飯 耐熱
穏やかH252C228D28
ラスターカノン・未来予知・金属音・瞑想
未来予知+瞑想でドヒドイデ確定1発。
受けサイクルによく入っているポケモンにだいたい強いです。今期は特にドータクンで崩せるパーティが多かった気がします。金属音のおかげで天然ピクシーやヌオー、瞑想クレセリアに負けません。また、身代わりサンダーに対しても、瞑想を積んだうえで未来予知→瞑想or金属音→ラスカと撃つことで身代わりを壊したターンに倒し切ることができます。ウーラオスとのサイクルを回さずに単体で多段攻撃をするのも、回復や身代わりの隙を与えないので強かったです。受けに対して相手の想定外のところから崩しが行え、運用さえ間違えなければ安定して勝ち筋を追えるポケモンでした。なんと最終日はポリゴン2よりも選出率が高いという謎の現象が起きていました。
マイオナとか言って叩くような人は想像力が足らないので出直しましょう。嘘ですすみません調子乗りました。普通にマイオナです。
ポリゴン2@進化の輝石 アナライズ
冷静H244C44D220
10万ボルト・れいとうビーム・身代わり・自己再生
後攻10万ボルトでH252D28ギルガルドの身代わりを乱数下3つ切って壊せる。
控えめ珠サンダーのダイジェット+暴風をだいたい耐える。
相手を詰ませたいので身代わりを採用しました。サンダーやカイリュー等に抜群が取れ、連打前提で考えると追加効果が優秀なれいとうビーム、ギルガルドが嫌いなこととテッカグヤに打点を持ちたいことからアナライズ10万ボルトを採用して完成しました。
珠サンダーに出すことを考えるとDが心許ないのですが、上位において明らかにHDであろうポリ2がいるパーティに安易にダイマを切られる訳がないと考え火力を優先しました。実際それは当たっており、この調整のせいで負けることはありませんでした。まあ仮に切られても何とかなるの精神で。
ヌオー@オボン 天然
腕白H252B252D4
地震・毒々・蓄える・自己再生
相手を崩した後に詰めていくためのポケモンとして採用しました。ミミッキュやエースバーンを安定して詰められるのは偉いですね。ただし後出しのタイミングは選ぶので運用に注意が必要なポケモンでした。相手の構築に対し勝ち筋が見えやすい時に、さらに勝ちを安定させるために選出するという考え方がよいと思います。
カイリュー@ラム マルチスケイル
意地っ張りH68A204S236
スケイルショット・ダブルウイング・馬鹿力・竜舞
1舞で準速ドラパルト抜き。
A 11n。
少しでも生存率を上げるために残りをHに。
途中までは耐久に振った羽休め型にしていましたが、竜舞型の方が勝ち筋が見えやすかったので変更しました。ヒードランやナットレイに打点が欲しいので馬鹿力を採用しています。ダイマが切れた後も殴りながらSを上げられるスケイルショットは使い勝手が良かったです。非接触なことや暴れ状態にならないのも良い点でした。いかにカイリューを通すかを考えると強かったです。
臆病B4C252S252
波乗り・ムーンフォース・黒い霧・トリック
最速CS眼鏡レヒレです。遅いレヒレやミミッキュ、サンダーを上から殴れるのが非常に強かったです。眼鏡の火力を見た時点で最速を考慮されづらくなるため、後出しで出てきた耐久振りサンダーがそのまま居座ってきて倒れるなんてことがよくありました。雑に投げて雑に殴るのが強いポケモンです。
悪ウーラオス@拘り鉢巻
陽気A252B4S252
暗黒強打・インファイト・毒突き・不意打ち
未来予知と1番相性が良いアタッカーだと思います。未来予知+鉢巻ウーラオスで崩せないポケモンがいるのかなという感じですね。未来予知と合わせない場合は雑に殴ってカイリューと役割集中を狙っていきます。途中でゴリランダーに浮気しましたが、安易な後出しサンダーを許してしまうのが嫌だったのでウーラオスを改めて採用しました。やはりこいつが強かったです。
【選出】
①明らかな受けポケモンが3体以上いる場合
ドータクンを選出に絡め、未来予知サイクルで崩します。ウーラオスと合わせて早めに崩し切るか、未来予知で崩した後ポリゴン2やヌオーでTODを狙うか等を考えます。
②攻め4体、ポリ2以外の受け2体の構築の場合
カイリューを通すルートか未来予知で崩すルートかが相手の選出によって変わるため、両方のルートを取れるような選出を心掛けます。無理な場合は選出ジャンケンです。
③対面構築や積み構築
隙を見てカイリューで積んで抜くことを考えます。隙を作るためにレヒレやウーラオスの火力を押しつけて負荷をかけます。レヒレウーラオスカイリューで崩し切るか、高火力で崩してポリ2やヌオーで詰めるかのルートを取ります。
【きついポケモン】
アローラキュウコンだけはとっても嫌でした。ドータクンとポリゴン2以外は一致弱点を突かれるうえ、ポリゴン2は零度の試行回数を稼がれます。単体なら一応ドータクンで解決(ただし零度を撃たれる)しますが、キュウコンが入っているパーティには大体ドータクンが刺さらないのであまり出したくないです。パーティ単位できついとはこういうことを言うのだろうなという感じでした。
【感想等】
今期も自分のアイデンティティと言える未来予知サイクルで、1番好きなポケモンであるドータクンを活躍させられてとても楽しかったです。
また、今回は初めて2ロムで回しましたが、安定感の違いを感じることができました。チキンな自分には精神衛生上2ロム以上は必須だなと思います。
今後はしばらくリアルが忙しいため最終日に終了ギリギリまで潜ることができなくなると思いますが、最終1桁を目標に持ったまま引き続き頑張りたいと思います。せめて2桁は乗れるようには頑張りたいなと思ったり…。
ここまで読んでいただきありがとうございました!過去記事に未来予知サイクルについて書いているため、併せて読んでいただけると嬉しいです!
【S2最終 11位構築 未来予知サイクル】
http://nilemo.hatenablog.com/entry/2020/02/01/225604
【未来予知サイクルの動かし方】
http://nilemo.hatenablog.com/entry/2020/02/02/145725
【S14最終33位 未来予知サイクル】
http://nilemo.hatenablog.com/entry/2021/02/01/111628